美しいお姫様と2人の王子が織りなす物語
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 それは ほんの少しだけ昔のおはなし…

 ある王国に 不思議な力を持った 美しいお姫様がいました

 姫の力は 国を守り災いをはらう 大切な力でした

 けれどある時 姫は力を利用しようと企む悪者に捕えられ

 高い塔の上に 閉じ込められてしまったのです…

 王国のとなりの国には 姫と親しい2人の王子様がいました

 でも2人は 性格がまるで正反対

 1人の王子は いつも優しく

 もう1人の王子は いつも荒事ばかり好んだため

 人々はいつしか 陰で2人を

 「良い王子」 「悪い王子」と 呼ぶようになっていました

 …実は姫は

 胸の奥で「良い王子」に 密かな恋心を抱いていたのです







































 姫が良い王子に恋していたように 実は悪い王子も 姫を強く思っていました

 悪い王子は 姫の良い王子への興味をそらそうと

 たびたび2人の邪魔をします

 けれど いくら邪魔をされても

 姫の心は決して

 良い王子から 離れることはありませんでした







































 やがて2人の王子は 囚われの姫を助け出すために

 姫が閉じ込められている 塔へとやってきました

 ところが 良い王子を快く思わない 悪い王子は

 彼を姫から遠ざけるため とつぜん良い王子に挑みかかりました

 姫のまさに目の前で 2人の王子は向かい合い

 決闘が始まったのです!

 





































 しかし……王子は…から拳…………と

     (しかし良い王子は懐から拳銃を抜くと)



 笑い……… ………子を……殺して………ました

     (笑いながら 悪い王子を撃ち殺してしまいました)



 姫は………………した

     (姫は言葉を失いました)



 「……王子」は 実は………では

     (「良い王子」は実は心の底では)



 姫の………… 悪………たのです

     (姫の力を狙う 悪人だったのです)



 そし…「………子」は

     (そして「悪い王子」は)



 愛する姫を…………救う……に

     (愛する姫を企みから救うために)



 ……の決闘を挑ん……でした

     (正義の決闘を挑んだのでした)



 「……王子」…「……王子」は

     (「良い王子」と「悪い王子」は)



 実は…… ………人間だった……す

     (実は全く 反対の人間だったのです)









































 「善なる王子」は 「悪しき王子」の凶弾に倒れ

 志半ばにして落命する

 その無残な屍を前に 姫はくずおれ 深い悲しみに沈んだ

 姫の心は絶望に染まり その力が破滅を呼ぶ

 そして 世界は黒き闇に包まれた





 

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※参考:DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー wiki → http://www.wikiroom.com/ddsaga/index.php?FrontPage

2007.09.09









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